2008年01月19日

隣にある遭難

先日、仕事帰りに図書館によってきました。
「山と渓谷」という毎月楽しみにしている
雑誌を読みました。
今月号には山行での遭難のリスクみたいな
特集記事が書かれており
まず、目についたのが西穂高独標での滑落事故。

そう、2007年3月に私が登った西穂高独標で
先に登った人が400m滑落した事故なのだ。

滑落した人がから聞いた事故の様子が詳細に書いてあった。

遭難した場所は私も、独標から下りる時
ピッケルを打った後
次の足場をどこに置こうか10分くらい悩んだ
所だったからよく覚えている場所だった。

打ったピッケルが浮いて アイゼンで踏んだ足元が滑り
荷物の重さで後ろに滑り落ちたそうだ。

私は朝一番でロープウェイで登り
遭難者は朝一番に西穂山荘から登ったので
さっきそこで、事故がおこったのは教えられても
時間的に救出の場面は見る事が出来なかった。
でも今回の記事で頭の中でだいたいイメージ出来た。

遭難して生還した人の体験談はなるべく
読むようにしてます。
自分も、生きて帰ってこなくちゃいけないから。


そして・・・・・・・・・・・


西穂高と西穂山荘の間に丸山という

こんもりとした丘のような山があります。
ここからの景色は、上高地
穂高、焼岳、笠ヶ岳も見えて
西穂山荘からも近い事から、冬山入門にはいい場所です。

数日前、この丸山に向かった人が
夜になっても帰らないという事で遭難騒ぎがありました。

結局一晩雪の中でビバークして翌日、新穂高へ
無事下山という無傷の奇跡的な生還という結果ですが

まさに、これも隣にある遭難です。


2007年3月にの西穂高独標冬山登山の帰りには、もう一つ
判断を間違えたら遭難という分岐点があったのです。

丸山あたりで吹雪にあったんですよ。
かろうじて、先が見えたので目標を信じて歩いたら
目標物自体、全然違っていて、別尾根を下っていたんです。
雪も深くなって、おかしいぞ???って感じになって・・・・・

道に迷ったと気が付いた時
恐怖で胃がキューッ!と急に縮むような感じになったのを
覚えています。


迷ったら戻るの鉄則に従い
辛かったけど戻りました・・・・・行きの登りの辛さなんて
全然感じなかったけど、この時はさすがに辛かった。

このまま、下ればなんとかなるとおもって
下る人の気持ちがよく判った。
ダメとは解っていても、下りたくなるんですよ・・・・・・

ここが分岐点でした。

なんとか、ある程度登って、ここは覚えがあるという所で
ジーっと待つこと何分か・・・長く感じました。
一瞬、視界が開けて遠くに西穂山荘が見えたのです。

本当にホッとしました。

その時にやっと足が軽くなりました。

私が冬に山に行くときは、晴れの時なので
一時的に吹雪いても待てば、視界が開けるんです。

あの時、下り続けなくて良かった。



今までは、冬山遭難というのは
別世界の出来事で
『へぇ~大変だね』って程度しか思っていなかったけど

今、山での遭難事故が起こると

あの日、自分より先に登った人が!

あの場所で、同じように道迷いを・・・・・

なんか他人事には思えないのです。

  

Posted by 黒雷鳥 at 23:24Comments(0)TrackBack(0)その他

2008年01月16日

上高地 その7

上高地の最終編です。

朝9時、釜トンネルに入り大正池~田代池~河童橋
~明神池へと歩いた道を引き返し
16時頃に大正池に戻ってきました。

今日一日の好天を感謝しつつ穂高を仰ぐと

太陽も、もう西に沈みそうな時間

せっかくだから、夕日は見ていこうと思い大正池でしばしの休憩

時間の経過と共に、麓から影にしずみ
うっすらとピンクに染まりながら17時少し前に日没を迎えた。

真っ白な穂高のちょっとした夕暮れの演出


本当に綺麗で、心が洗われるようでした・・・・・・・


アーベンロート (夕日で山々が赤く染まること)
大正池より穂高連峰を望む


  

Posted by 黒雷鳥 at 07:28Comments(0)TrackBack(0)北アルプス

2008年01月16日

上高地 その6



今回河原で見つけた
お気に入りの倒木。
本当に馬みたいな倒木です。

持って帰りたかったけど、かなり大きいし。

ここは国立公園なので・・・・  

Posted by 黒雷鳥 at 06:28Comments(0)TrackBack(0)北アルプス

2008年01月16日

上高地 その5

河童橋から明神まで歩いてみたけど
雪もしまって、スノーシューの
必要がありませんでした。



でも折角、買ったスノーシュー。
練習として
どんな感じか梓川の河原ではいてみた。



脱着も簡単だし、かかとも上がるし
すごく歩きやすい!

昨シーズン、買っておけばよかった。
  

Posted by 黒雷鳥 at 05:28Comments(0)TrackBack(0)北アルプス

2008年01月16日

上高地 その4

田代池で綺麗な樹霜の景色を見た後
梓川沿いを歩いて河童橋へ!

太陽が出てくると、やはり暖かい♪




田代橋を渡り梓川の対岸を河童橋に向かって歩く

河童橋付近にたどり着き
食事の準備でもしようかなぁとベンチに座った時

すると空は雲ひとつ無いのに氷の結晶が落ちてきました



それは太陽の光に照らされてキラキラと
光ながらダイヤモンドダストのような感じで
沢山舞い降りてきた。

これは、樹霜の霜が太陽で温められて
霜だけが一斉に落ちてきたのでしょう。

一瞬ですが、動画におさめたので見てください。
画質悪いです。


  

Posted by 黒雷鳥 at 04:29Comments(0)TrackBack(0)北アルプス

2008年01月16日

上高地 その3

田代池の朝日に輝く樹霜の写真です







朝しか見られないこの状態。

帰りの景色と比較してみてください。



寒い中、歩いてきた甲斐がありました。
田代池の樹霜って有名らしいですね。
シャッターチャンス狙って湖畔に張り付いてる人が
そう言ってましたが、知らなかった・・・・・

上高地については、まだまだビギナーな私です。  

Posted by 黒雷鳥 at 03:28Comments(0)TrackBack(0)北アルプス

2008年01月16日

上高地 その2

しばらく歩くと大正池に到着!

青の世界へようこそ!みたいな感じです。
昨々年の12月に来た時とは違って
湖面が結氷していました。





当日、寝坊したので
穂高のモルゲンロート(朝日があたって赤く染まる山)
は見られず。。。。。

まぁ、仕方ないと思ってたけど

その代わり絶好のタイミングで
田代池の朝日に輝く樹霜が見られました。
これは、かなり感動ものです!  

Posted by 黒雷鳥 at 02:28Comments(0)TrackBack(0)北アルプス

2008年01月16日

上高地 その1

1月15日は上高地へスノーハイクに行って来ました


1310Mの、延々登りの釜トンネルを抜けると
焼岳がお出迎え!
雲一つない空にドーム型の、真っ白な形が
絵になります。火山の噴煙もハッキリ見えます。



その先をひたすら歩くと、穂高が!
ただ、ただ綺麗。



先に来ていた男性二人組も
今日は来て正解だ。と嬉しそうに話してる。

ところが、問題発生!
結氷した大正池や霧氷の樹木を
撮ろうとしてると・・・・・
え”~ぇ!???どうして???
カメラの充電池の残量がほとんどない!!
昨晩、ちゃんと充電満タンにしたのに。
どうして?

そこに丁度、となりで写真を撮してた人に
事情を話したら、寒すぎてバッテリーの機能が
低下してるとのことらしいのです。
その人は、ちゃんと対策としてカメラのバッテリーの所に
超ミニホカロンを貼ってた。
カメラの冬対策。一つ勉強になりました。

  

Posted by 黒雷鳥 at 01:28Comments(0)TrackBack(0)北アルプス